hearと listen の違い
hear は 「聞こえる」、listen は「意識的に聞く」
この違いがわかりやすい例文はこちら
- He doesn’t hear well. 彼は耳がよく聞こえない
- He doesn’t listen well. 彼は人の話をよく聞かない
鳴っている音、声などが勝手に耳に入ってくるイメージがhear。聞こうと思って、注意して聞くのがlisten。
もう少し例文を
- Can you hear me? 聞こえてますか?
- Can you listen to me? (注意して)聞いてもらってもいいですか?
英会話教室に通ったことのある方は、先生が「OK, listen to me.」といって、単語の発音をしてくれたり、文章を読んでくれたりしたことがあるかと思います。ここでは決して、「OK, hear me」とは言わないのですね。そして、もしも周囲の音が大きくて、声が聞こえてるかな?と思ったら「Can you hear me?」と聞くでしょう。
hearとlistenの違いを意識する表現は
- Hello (by Adele) の2番の歌詞で、「Hello, can you hear me?」
- Yesterday once more (by Carpenters) の1番の歌詞で、「When I was young I’d listen to the radio」
として出てきました。